これリストラかも…どうしよ?

人事から突然届いた一通のメール

これも「働き方改革」か…有給が消化しきれない

「困ったことになりました」と勤務シフト担当者。嫌な予感。大抵、人は無理難題を前にして、相手に妥協を迫るため、この言葉を用いる。

  案の定、心底申し訳なさそうに「このままでは退職日までに有給を消化できません」と謝ってきた。
 来月中旬までに先日提出した早期退職の申請が承認される予定だが、これまで繰り越してきた有給が相当余ってしまうそうだ。

 もちろん会社の"買い上げ上限日数"を差し引いたうえでの話だ。買い取りの話を聞いて喜んだことがバカみたいに思える。

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 となれば、「明日から調整してよ」と言いたいところだが、早期退職が承認されなかった場合に著しく不公平になる。生真面目な彼には、それこそ無理難題になってしまう。
 融通が利かないとも言えるが、勤務シフト担当者はこのくらい堅物のほうがよい。セコいことやって総スカンを食った前任者の話をする。

Z.com WP

これは「働かせ方」改革

働き方改革」と呼ばれる「働かせ方改革」が始まったのは、昨年4月。うちもご多分に漏れず残業とともに給料も大幅に減った。
 さらに惰性で続けられてきた手当の見直しが進められ、給料はますます減っていく。そんな状況で当時の勤務シフト担当者は、自分にだけ手当が出る当番を付けていた。
 当人が策を巡らせて、総務から例外的に認めてもらったのだ。せめて全員で平等に回しておけばよかったものを、「俺の手柄だ」とばかりに独占。実態が伴わないことを(恐らくは部内の)誰かにチクられたのだ。
 せいぜい額として月一万円程度。話がちっちゃすぎて、セコくてセコくて、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ。
 前回紹介した陰湿なモラハラ部長だが、着任して間もなかったせいか、うまく立ち回ったのか、おとがめなし。ま、話がしょぼすぎたか。

 こんな職場もあと少し(のはず)。

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