感染者が出た? 「濃厚接触」に浮足立つセクハラ社員たち
「濃厚接触」ってなんだよ。いやらしい響きだなぁ、と思って、ニュースでこの言葉が出るたびに顔を赤らめている人は多いはず。
連休明けから休んでいた同じ職場の女性社員が久しぶりに出社してきた。3連休を含めて7日ぶりだ。
発熱していたため、会社では「新型肺炎ではないか」と心配していたが、診断結果は「花粉症」とのことだった。
例のごとく、陰湿なモラハラ部長が「花粉症で熱が出るのか」「ヤブ医者の誤診じゃないのか」とネチネチ問い詰めていた。実は仮病で、旅行でもしてきたに違いないと疑っているのだろう。
「念のために診断書を取ってください」とでも言っておけば解決するのだが、本当に花粉症だった場合に非難されることを恐れているのかね。ならばネチネチと嫌みを言うのもやめた方がいい。小心かつバカの極みだ。
女性社員が休んでいる間、会社では陽性だった場合に備えて、当然「濃厚接触者」の洗い出し作業を行った。社内に数少ない若い女性との「濃厚接触」の有無を問われ、浮足立つ爺たち。
うろたえながら「濃厚の定義を教えてください」と聞き返したり、軽薄そうに「あれは濃厚だったなぁ」とニタニタしたり、頭のなかには性交渉のことしかない。いきなり「あるわけないだろ」と怒鳴り出す輩も同様だ。
早期退職の延期ある?
おおっぴらにできなくなったが、誰もが根底にはセクハラ根性が残っているのだな。性欲減退が著しいくせにこんなこと書いているオイラにも。
幸いうちの会社では感染者が出ていないが、すべての仕事を在宅勤務に替えることができない業種だけにどうなるのか。
官庁による操業停止を避けるため、感染者をビル内隔離。感染拡大を防ぐという名目で社員を帰さずに操業を続けたりして…。「偉大なる中小企業」のうちならあり得る笑
まさか早期退職の時期が延びることはないと思うが…。それが一番の心配。
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